愚者のノート

愚者・THE FOOL 大アルカナ・ノート

経験を求めるスピリット。
ウェイト氏による解説にはそうあります。
左向きの顔は本能・潜在意識を見つめている様子意味します。
つまり本当の自分のスタート地点に戻ろうとしている様子を表しています。自分探しの冒険に出るのかもしれません。
永遠の少年、内なる子ども、秩序を壊す、無邪気な魂・・・。
もしそれが愚かな状態として映るようであるなら、それは魂の経験として必要なのか、もしくは幼さゆえの残酷さなのかもしれません。
このカードが出たら、私は何事も決めつけず、捕らわれず、魂の解放を願い、あらゆる可能性に光を見出すように、リーディングしていきます。

キーワード

[box class=”box_style_red” title=”主となるキーワード”]始まり・自由・自然・可能性・潔白の心・選択の時・純真[/box]
キーワードを羅列していますが後ろに行くほど弱いエネルギー。(強調←中庸→不足)
逆位置を採用する場合は、弱まるエネルギー、過多からくる裏目を考えます。
いずれにしても、展開された全てのカードとの関係で導かれるメッセージを紡ぎます。

一般の意味 奇想天外・エキセントリック・風変わり・好奇心・型にはまらない・怖いもの知らず・奇行・成り行きまかせ・現実逃避・誇大妄想・やる気がしない・怠ける・引きこもり・ルーズ・期待外れ
状況と行動 新しい段階・新たな道・今を生きる・勝負強い・先のことは気にしない・衝動的な行動・流れに身を任せる・開放的でいる・心配を手放す・心の求めに従う・自分自身に正直になる・愚かな選択をする・身勝手・自分自身のやったことの結果を拒否する・無謀、向こう見ずな行動に出る・間違いを恐れる・取り越し苦労
恋愛関係 盲目状態・風変わりな恋愛スタイル・天真爛漫に楽しむ・軽いノリで意気投合する・友達感覚・誠意にかける相手・遊びの恋愛
職業・仕事 発明家・芸術家・デザイナー・新しいビジネス・芸能関係・自由業・フリーター・転職・経済力不足・夢を追いかける・養われる存在(ニート的な感じ)
金運 先を気にせず使う・清貧・無計画・無くてもそんなに気にしていない・衝動買い・散財

シンボルからのヒント

カードを見つめていると、なぜかそのシンボルだけが浮かび上がる時があります。
そこからヒントを得ることも多々あります。

愚者・ゼロ ゼロ
無であること。無形であること。宇宙を0から創り出した混沌を含むこと。
愚者・白い太陽 白い太陽
神聖で無限なる光。無限光。開放も象徴。
愚者・黄色 黄色
幸福の象徴である太陽の恵み。実りや収穫も象徴。
愚者・朝顔・緑 朝顔
朝を象徴。1日を人生に例えると朝は幼児期の象徴。

若さの象徴。新芽、新緑の色。成長や希望も示す。
愚者・犬
良き友人。忠誠の象徴も。
愚者・白いバラ 白いバラ
純潔、尊敬。バラ自体は崇高な精神性の象徴。
愚者・棒
棒(わんど)は活力と熱意の象徴。
愚者・左向きの顔 左向きの顔
本能・潜在意識を見つめている様子。また、左向きは過去を暗示。生まれててきた原点を見つめる。反体制的精神も象徴。
愚者・雪山 雪山
試練や挑戦を示す
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