運命線から枝分かれして小指に向かって伸びる財運線。この相は珍しい相の1つで、天職で財を成す手相といわれています。
しっかりと強い線が描かれているのであれば突出した才能を持ちその才能をこの世に生かそうという決意で取り組めばやがてそれが天職となり財を成します。
小指方向に向かっていけど、それが感情線を越えるまでに至らない場合、つまり水星丘に届かない場合は天職で財を成す可能性は非常に強いけどまだ肝心の職が定まっていない状態です。
そのような場合は、目の前の与えられた仕事に一所懸命に取り組むうちに、必要な知識や必要な経験が培われ、やがてこれが自分の天職だというものを創り上げていくでしょう。今ある職業が全てではありません。
今後、世界の変化とともに職も多様化していき、その人が独自にあみ出す職が天職となるかもしれません。
線は感情線を越えた水星丘に届いているものの、非常に弱弱しく薄い場合は、天職がこれだとうすうす気づいているか、かかわっているにもかかわらずもうひとつ財を得ることができないという状態です。
自ら「これで財を成す」と意図し、決意して取り組めば、線も濃くなっていくでしょう。
いずれにしてもとても将来性のある種を持つ人ですね。