結婚線が短いのや薄いものが複数本、たくさん出ている人がいます。
流派によっては、短すぎると結婚線にいたらないもので、恋愛や出会いを示す線として整理されているところもあります。
(結婚線が結婚だけを示す線ではないことは、こちら(『結婚線について』)に解説しました。)
このような手相の人は、出会いに恵まれている人です。つきあうまでもいかずとも、恋愛感情に近い好意をもつ人が多く現れる相なのです。
コミュニケーション力が高く、モテる相の1つです。
この相の人は本人自身がそうした複数の人と交流をもつことで心の安定をはかるような面もあり、周りからは多情に見られがちなところもあります。
これは気質的な部分でもあるので、既婚していても、その傾向はあまりかわらないことが多く、いっしょにワイワイと楽しめることを厭わないパートナーとのほうがうまくいきやすいといえます。
こうした複数ある結婚線の中で、長い線が濃く現れてきたら、それが結婚(同棲含む)や、精神的結びつきが深い相手との関係性を示す線(本来の結婚線)になります。