手相の見方ー引き立て線(昇運線)と『元枝紋』

特殊な紋・印

知能線(頭脳線)と感情線の間から人差し指のつけ根にむかって伸びる、やや直線的な線を『引き立て線』あるいは、『昇運線』と呼びます。
この場合は人差し指の付け根まで線が到達していることが大切です。
この相は目上の人たちから寵愛を受け、そのためにあまり苦労や努力をすることなく成功できるといわれている吉相です。

まだ人差し指まで到達していない場合は、意味合いが薄れてしまいますが周りからは何かと援助を受けやすい気運はあります。

感情線を起点とする類似の線

感情線からの支線ともとれる、感情線を起点とする類似の線も吉相の1つになります。
元枝紋

この相の人は自身の仕事にとても愛情を注ぐと同時に両親を含めた祖先に対する敬愛の念が深い人でもあります。
この相の人も支援や財的援助を得て社会的な成功を達する人ですが、特徴としてはその支援の多くは親密なパートナーであったりする点です。

この線を東洋手相術では『元枝紋』と呼びます。

『元枝紋』が持つ意味は若干西洋手相術とは異なり、自分の家族だけではなく、他の家族の世話や面倒を見る環境におかれる人の相といわれています。
ただ、社会的成功をする人は多かれ少なかれ、こうした環境に置かれやすいですし、またそれが出来るだけの甲斐性があるという解釈もできますね。

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