手相の見方-先が下がり生命線の内側にまで入る感情線。

感情線 手相術

感情線の先が下がる感情線を持つ人は非常に心優しい人が多く、自分よりも相手を優先にする人であることが多いです。

その先端が下がりすぎて、生命線の内側、場所でいえば、『第1火星丘』に入るほど下がる感情線を持つ人は、相手を思いすぎて『自分がなんとかしなければ』と思い、そしてそれを行動に出さずにはいられない人です。
相手によかれと思い行動するのですが、大抵の場合は相手には過干渉ととられてしまいがちです。

それで相手がアドバイスに従わないとなると『なんでこんなに思っているのに・・・!』という気持ちになりやすく、相手はそのつもりがないのですが、これが加速すると『可愛がっているのに裏切られた』と思い込んでしまうこともあります。
これは、本人にとってもとてもつらいことです。そして、相手にとってもしんどいことです。

手相書によれば、
『部下や信頼している人から裏切られやすい』
ということを書いていたりしますが、本当に裏切られるというより、裏切られたと本人が思う出来事になりやすいのではないかな、とも思います。

相手への思いやりの深さは本当に一級品です、その思いやりの深さとともに、相手への信頼も持てばよりよくなると思います。
『心配だ、心配だ』というのは別の見方をすれば、『信用できない、信用できない』といっているようなものです。

相手にとってこれは辛いだろうと思ってアドバイスすることはとても大切なことですが、同時に、どう行動するのかは相手の自由意志を尊重することも大切なことだと思います。
相手はあなたではないのですから、何を辛く思うのか、どこを大切に考えるかも全く違うかもしれません。
また、どんな事態であっても、相手にとってそれは必要な経験であり、それを経験しようと決めてきたことかもしれません。

そうしたことは、逆らえないものだったりするのですから、自分のアドバイスを聞かないと嘆く必要もないですし、そのことがあなたを裏切ったということでも、あなたを軽んじたことでもないのです。

相手は相手の人生を歩んでいるだけです。そして、その人の幸せはその人にしかわからないものなのです。
相手が大切に思うのであればなおさら信頼し、任せておくのも愛のあることだと思います。

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