手相の見方ー感情線(天紋)の基本的な意味について

感情線 感情線

感情線は小指側の掌の外側あたりを起点として、人差し指の方にむかって伸びる線です。
主に愛情-母性愛・恋愛・友愛・夫婦愛・同情-の愛情表現や喜怒哀楽などの人の内面を表す相です。
また、情感だけでなく、結婚生活の幸・不幸も示すものでもりあります。

他の基本線(生命線・知能線・運命線)は、一筋に乱れなく刻まれているのが良い相といわれていますが、感情線に限っては支線などでやや幅広く、多少乱れているほうが、感性が鋭く望ましい相になります。
もし、針金のように全く支線も乱れもないと、愛情や感情の表現がうまくいきにくくなります。

感情線を見るときは、その長さや直線か曲線かということがとても重要になります。
基本的には線の長いほうが愛情が深く、また、直線的であれば思ったことをストレートに口にします。曲線の感情線のほうが人当たりソフトで気持ちの表現がうまい人が多いです。上にそるほど情感は高まり、下に下がるほど冷静になります。

東洋手相術では天紋(てんもん)

東洋手相術では、『天紋』と呼ばれ、先天的な運命の強弱、仕事の成功度や、信仰や宗教に関する出来事、性格的な傾向が示されるとされています。
おそらく、向かう先の人差し指の下の木星丘エリアが仕事関係に深く関与するので、その影響もあるのかもしれませんね。

線の説明だけを聞けば「西洋手相術とは違うなぁ」という印象がありますが、感情線の出る各丘エリアとのかかわりを考えると、

『先天的な運命の強弱』=運命線の出る中指の下の土星丘エリアとの関連
『仕事の成功度』=成功の鍵を握る太陽線の出る太陽丘エリアとの関連

と、全く西洋式手相術と別解釈になるわけではありませんね。

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